お金はエネルギー

もっとお金があれば・・・
そう思うことはよくあると思います。私ももちろんそうです。

特に会社で嫌なことがあった日なんか、
「働かなくてもいいくらいお金持ちだったらいいのにな~」
なんて考えることもしょっちゅうです(笑)

でも世の中には、たくさんのお金を手に入れたのに不幸になってしまう人もけっこういます。

それはなんでだろう?と考えていたときに、ふとこう思ったんです。
お金は、一種のエネルギーなんじゃないかと。

エネルギーの性質

つまり、電気とか、ガスとか、ガソリンなんかと同じで、使い方によっては便利だけれど、逆に使い方を間違えると危険なものなんじゃないかと。

エネルギーになるものは、使い方を知っていて、扱いに慣れている人にとってはすごく役に立ちます。

例えば高電圧の電源やガスのたっぷり詰まったカスボンベがあったとして、電気設備の工事ができるような人や、ガスボンベのような危険物を普段から使っている人なら、安全・便利に使えるはずです。

電力会社とかガス会社、ガソリンスタンドなんかは、それを使って商売していますしね。

でも、使い方を間違えてしまうととっても危ない。

特に使い方を知らない素人がイジったりしたら、感電や大爆発で死んでしまうかも知れません。

そして、お金の使い方もこれと似たようなところがあるから、実は使い方を間違えると危険だったりします。

例えば、今までお金を持ったことのない人が大金を手に入れると、急に気前がよくなって、人にどんどんお金を貸したり、高いものをプレゼントしちゃう。

でも、そういうのって、実は危ないんですよね。

そんな風に調子にのってお金を使ってると、自然とお金目当ての人が群がってくる。
そして、普通の人だけじゃなく、欲に目がくらんだ詐欺師や犯罪者も寄ってくるかもしれない・・・

実際に、宝くじで大金を手にした人たちの多くが、そんな無計画なお金の使い方をしてトラブルに巻き込まれています。

それがどんなに怖いことなのかを知らないでやっちゃうっていうのは、「直接火をつけなくても爆発する」ということを知らないで、ガソリンのそばでタバコを吸うようなもんです。

だからやっぱりお金のことで不幸にならないためには、きちんとお金のことを勉強して、自分のコントロールできる範囲で使う必要があると思うわけです。

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