コツコツ頑張ってもダメ?

「目の前の事を一生懸命やりなさい」
というのはよく聞く言葉です。

確かに何かをしているときに「どうでもいいや」と思いながらやるのは時間の無駄だし、一生懸命やることで勉強になることもあると思います。

でも、
「目の前のことを一生懸命やる」

「目の前のこと "だけ" 一生懸命やる」
というのは全然別のことです。

ハッキリ言いましょう。
目の前にあることを、素直にコツコツやるだけではお金持ちになることはできません。

与えられた仕事を黙々とこなす人々

これは、会社で毎日働いているサラリーマンの人達を見ればすぐに分かることです。

与えられた仕事を毎日コツコツやっただけで豊かになれるのなら、同じ会社でマジメに長い間働いている人はみんなリッチになっているはずですよね?

でも現実にはそうなっていない。

多くのサラリーマンは子供の教育費とか住宅ローンなんかの「生活のためのお金」を稼ぐのが精一杯で、もしも会社をクビになったりしたら生活が成り立たなくなります。

「新世紀エヴァンゲリオン」というアニメでは主人公シンジ君の乗るエヴァンゲリオン初号機の背中に「アンビリカルケーブル」という電源コードが刺さっていて、これが抜けたら数分で動けなくなる(電力切れ)という設定がありましたが、多くのサラリーマンもこれと似たようなもんです(笑)

もちろん、そういう生き方が絶対にダメというわけじゃありません。
サラリーマンだって楽しいことはあるでしょうし、生きがいを持てる仕事なら幸せです。

でも、人が作った枠の中でコツコツ働いているだけでは、まずお金持ちはになれません。

格差は自然に生まれるもの

考えてもみてください。
世の中にお金持ちや貧乏な人がいるということは、お金がどこかにかたよって配られているということです。

そうするとお金の配り方を決める人、たとえば会社の社長さん達は自分たちの分け前を多めにして、雇っている人たちのお給料は少なめにするに決まっています。

これは何も社長さんが悪どいとか「がめつい」ということじゃありません。

経済の世界では、頭を使って働く人が得をするようにできていて、だからこそみんなが競争して良い商品とかサービスが生まれるようになっているからです。

だからお金持ちになりたいなら、何が本当に自分にとって得か、どうすればリッチになれるかということを自分の頭で一生懸命考えて行動しなくてはいけないということです。

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