キーワードは価値創造

前のページ「頑張れることを仕事にする」では自分が本当に好きなこと、頑張れることを仕事にすべきということを書きました。

実際、仕事で成功した人達が書いた多くの本には、
「好きなことを仕事にしよう」
「ワクワクすることを仕事にしよう」
と必ずと言っていいほど書いてあります。

「好き」でも仕事になるとは限らない

でも、自分が好き、やっていて楽しい事をしているだけで仕事として成功できるとは限りません。

例えば、テレビゲームが大好きな人が何時間ゲームをしていても、それは仕事にならないのは誰が考えても分かりますよね?

「ドラクエでレベルを99まで上げたからお金をください」
と誰かに言っても、
「それはお前がやりたくてやったんだろwww」
と返されるのは目に見えています。(笑)

当然お金にはならない。いや、むしろゲーム機代やソフト代、電気代などで赤字になるだけです。

スポーツ観戦にしても同じ。
「いやあ、ロナウジーニョのボールさばきは本当にすごいよ。俺、感動したよ!」
と自分の思いを熱く語ったとしても、たぶん大体の人はうっとうしそうな顔をするだけで、お金がもらえるとは考えにくい(笑)

一方、同じゲームに関する事でも「ゲームを作る」なら仕事にできるかもしれません。
スポーツ観戦でも、試合の内容を面白い記事にして人に読ませることができれば、お金を受け取ることもできるでしょう。

仕事になることと、仕事にならないこと。
その差は「価値創造」というキーワードで説明することができます。

簡単にいえば、あなたが生み出したものを他の人が求めているかどうか。
他人から見て価値があるものやサービスを作り出しているかどうかが大事なのです。

自分の好きなこと、得意なことを仕事にするには、その仕事を通して人に価値のあるものをどうやって提供するかを考えなくてはいけません。

逆にそれができないと、好きなことをやっていてもどんどんビンボーになって、その好きなことすら続けられなくなったり、結婚している人なら家族を養えなくなる可能性だってあります。

自分の好きなことと、価値創造を結びつけること。
それが仕事で成功するためのカギです。

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