貧乏だと不幸になりやすい
「愛はお金で買えない」
「幸せはお金では買えない」
なんてよく言いますよね。
一見キレイ事のように聞こえますが、私はどっちもホントだと思います。
だってどんなにお金持ちでも、周りの人との人間関係が上手く行ってなかったら不幸じゃないですか。
お金をたくさん持っていれば欲しいものは手に入るし、周りの人はチヤホヤしてくれるかも知れないけれど、それだけじゃやっぱりむなしい。
逆にギリギリの生活をしていても、本当に仲のいい友達や恋人、家族がいて、気持ちが満たされていれば、そっちの方が幸せですよね?
それでもお金にしばられる
だからやっぱり、愛や幸せとお金を交換することはできないというのは本当。
でも、現実的に考えると、世の中のほとんどの問題がお金で解決できることもまた事実です。。
お金持ちなら、通いたい学校に行けないこともない
お金持ちなら、単身赴任を命じられて家族と離れ離れになることもない
お金持ちなら、お金のことで夫婦喧嘩することもない
お金持ちなら、近所に嫌な人がいたら好きなところに引っ越せばいい
お金持ちなら、病気になっても治療費や生活費に困ることはない
逆に貧乏だと、上に書いたことも含めて、色んなことが大きな問題として襲いかかってくることになります。
悟りを開いた仙人ならともかく、お金が無いと色々な面で気持ちに余裕が無くなるのが人間というものです。
例えば友達に貸した自転車が壊れて返ってきたとして、自分が貧乏で自転車がないと生活できなかったら
「困るよ!弁償してくれよ!」
と言うところを、リッチで気持ちに余裕があったら
「君が無事で良かったよ。自転車はまた買えばいいんだからさ」
と言ってあげられるかも知れない。
自分と周りの人全てが「貧乏でも幸せ」と割り切って生きるのはまず無理と言ってもいい
お金があれば幸せとは限らない。
でも、お金が無いと幸せになるための土台が作れない。
だからお金が無いと不幸になりやすい。
これが真実なんだと思います。
ちなみに作家の筒井康隆先生は
「愛はお金で買えない」
というのは間違いで、正確には
「お金で買えない愛もある。たいていの愛はお金で買える」
というのが正しいと本に書かれていました。
お金があって精神的に余裕がある人は魅力的に見えるということを考えれば、これも本当の事なのかも知れません。
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