使える経済学を勉強しよう

前のページで、「知らないことの怖さ」をわかってもらえましたか?

そういうわけでこのサイトの結論としては「経済のことを勉強しよう」という話の流れになってくるわけですが、「経済学」の知識を何でも詰め込みましょうという話ではありません。

例えば経済で使われるものに「消費関数」というものがあります。
これがどういうものかというと・・・(以下、ちゃんと読む必要が無い部分が少しだけ行入ります)

消費の大きさをCとし、基礎消費αと限界消費性向βを定数とすると、国民所得を表すYのみが変数となり、民間経済モデルでは一次関数C=α+βYという公式が成り立つ。

というようなものです。

さて、ここであなたに質問です。
この公式を丸暗記したからといってお金持ちになれたり、ムダづかいが減ったりすると思いますか?

たいていの方は、「思わない」と答えるでしょう。
私も同じ意見です。

こんなコムズカシイ公式や理論を暗記したって、それだけでは一円にもならないし腹もふくらまない。

詰め込み型の勉強は、社会ではあまり役に立ちません。

もしもあなたが経済学の専門家、たとえば「経済アナリスト」とか「経済評論家」になりたいのなら、そういうマニアックな知識も知っておいた方がいいかもしれない。

しかし、私たちが真っ先に勉強すべきなのは、どうやればお金に困らず、豊かにリッチに生きて行けるかということでしょう。

話は変わりますが、化学でよく登場するものに「元素周期表」というものがあります。

これは中学校くらいで初めて習うもので、水素とかヘリウムとかの元素が一覧表になったものです。

で、学校ではそれを暗記させられたりもするわけです。
時には「すいへーりーべーぼくのふね・・・」なんていう語呂合わせまで使って。

でも、実は化学の研究者のような人達は、こんなのほとんど暗記してません。
だって、一覧表があるなら必要なときにそれを見ればいいだけの話なんですから(笑)

なので、このサイトではお金に関する基本的な知識と、実際にどうすべきかを判断するための考え方を解説することを目的としています。

もっと平たくカンタンに言えば、
・どうすれば大損したり、ダマされないで済むのか?
・お金が世の中をどんな風に流れているのか?
・どうすればリッチになれるのか?

という実戦的な経済について解説するのが、このサイトの役割だと思っています。

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