勝手に増えてくれる

そして、お金の持つもう一つの能力が増殖機能。

実は、お金は勝手に増えるという性質を持っているのです。

「ウソつくな!どちらかというと俺の金は知らないうちに減ってるぞ!」
という人もいるかも知れませんが、まあ聞いてください。

貯金箱の中に100円玉を1枚入れておいたら、数日後には1000円に・・・
というように、魔法のような力で勝手に増えるというわけじゃありません。

お金の増殖機能というのは、きちんとしたところに置いておけば、少しずつ増えていくということです。

「お金の増殖」の例

その一番解りやすい例が、銀行の利子でしょう。

銀行の利子は、そのお金の持ち主が怠けてるとつかないということはありません。

ご主人様が何をしていようが、自分自身で増えていきます。

今はゼロ金利時代なのでほとんど利子がつかなくなってしまいましたが、ほとんどの国では銀行にお金を預けておけば、年間5%くらいの利子がつくのは当たり前。

そうすると、1億円のお金を持っている人は何もしなくても年に500万円受け取れる計算になる(実際には税金などが引かれますが)わけですから、たかが利子といってもバカにはできません。

銀行などは、この増殖機能によって商売をしていると言ってもいいくらい。

お金の増殖機能はそれくらい大きな力で世の中を動かしているんです。

お金持ちとお金の増殖機能

そしてもう一つ重要なことがあります。

それは、お金持になるには、この増殖機能を使いこなせるかどうかが重要だということです。

お金持ちは、人の10倍働いているから10倍のお金を稼いでいるというワケじゃありません。

もちろんなまけているわけじゃないし、努力もしているはずですが、自分の稼ぎだけでは限界があります。

ほとんどの場合、このお金の増殖機能を利用して豊かになっています。

だから、リタイヤ(引退)して働かなくなっても、お金に困らない。むしろ増えていくこともあるんです。

ちなみにお金の増殖機能を使うには、銀行に預ける他にも株や不動産への投資など色々な方法があります。それについては、また別のページで紹介することにしましょう。

注:実はこの増殖機能は学校などで教えられる「学問」としての経済学では認められてません。
その理由は、銀行などにお金を預けて受け取る利子も結局は、
銀行にお金を貸した=返って来るまでの間はお金を使えない
ということになるので 、時間とお金を交換する「交換機能」だと考えられているからです。
しかし、お金に困らずに豊かに暮らしていくためには「お金には自動的に増える力がある」と考えたほうがシンプルで分かりやすいので、このサイトでは増殖機能として解説しています。

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