景気が良い・悪いって何?

ニュースなんかを見ていると、好景気(好況)・不景気(不況)という言葉がよく出てきます。
もっとも、最近は不景気の方がやたらと多いみたいですが(苦笑)

景気がいい時は、お給料が上がりやすかったりモノが売れやすかったりというイメージがありますよね。

逆に、逆に景気が悪い時は、失業者が増えたり会社が倒産したりと嫌なことばっかり。

「景気よくパーッと飲みに行くか!」
なんていう言葉もあるくらいで、景気は良いほうがいいとみんな思っているわけですが、そもそも景気って一体何のことなんでしょうか?

景気=お金が世の中を回る勢い

ここでちょっとおさらいです。

経済とは何か?の三角形の図を思い出してください。
経済の主役は、家庭と会社と政府でしたよね。

そしてお金は、この3つの間を回っています。
「金は天下の回りもの」なんて言いますが、実際にグルグルと回転していると思ってください。

実際にはキレイに丸く回転しているというよりは色んなんところを複雑に流れていますが、今はカンタンに考えることにしましょう。

好景気というのは、単純にいうとこのお金ながれが速くて、グルグルに勢いがあるということです。

回る速度が速いということは、同じ時間内に入ってくるお金が多いということ。
会社からの給料も多くなり、みんながたくさん買い物をします。
そうすると政府にもたくさん税金が入り、みんなウハウハです。

逆に、不景気というのはお金の流れに勢いがないことです。

入ってくるお金が少ないと、みんな買い物をしなくなります。
会社にはいるお金も少ないから、給料もすくない。
そして政府に入る税金も少ない。みんなジリ貧です。

景気が良くなるとき、悪くなるとき

じゃあ、なぜ景気が良くなったり悪くなったりするのか?

これには色々な原因があります。

例えば、今までに無かったようなスゴイものが発明されたりすると、それを買う人達が増えたり、会社がそれを作るために人をたくさん雇ったりしてお金の流れに勢いがつくことがあります。

また、ちょっと嫌な例ですが、戦争で武器がたくさん必要になると、それがきっかけで景気がよくなることもあります。

逆に、法律が変わって土地などの値段が大きく下がったり、ものすごく大きな会社が倒産したりすると、たくさんの人がお金を使いにくくなってお金の流れにブレーキがかかってしまったりするのです。

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