悪魔のリボ払い

クレジットカードの使い方はこのサイトのメインテーマじゃないんですが、お金の使い方の「悪いお手本」の一つをここで紹介しておこうと思います。

今はクレジットカードでほとんどのものが買える時代になりました。

普通の買い物以外に公共料金や税金なんかも支払えたりするくらいですから、何枚か持っているとかなり便利。

うまく使えば手間も省けて機会損失（詳しくは「機会損失」は大きな損！」をご覧下さい）を防げるしポイントも貯まります。

だからクレジットカードを使うこと自体は悪くありません。
いや、むしろ賢く使うべきと言ってもいい。

お金と違って落としてもクレジット会社に連絡すれば、まあ何とかなるので安全ですしね。

クレジットカードの使い方色々

クレジットカードの使い方で一番いいのは一括払い。

これは月末に銀行からお金が引き落とされるだけで、金利（利子）を取られる事もありません。（ただし、場合によっては手数料を取られる場合もあるので注意）
現金を使ったときのようにちゃんと金額を管理すれば、支払いに困ることも無いでしょう。

次に「使える」のが6回払いとか12回払いとかの分割払いです。
これは初めに買ったものの金額と一定の利子（金利）を計算して、それを毎月分割で支払うしくみ。

出来れば金利は払いたくないけれど、どうしてもフトコロがさみしいときはこっちを使うしか無いでしょう。

お金が無いけど今日は彼女の誕生日！とか、人生には色んなことがありますからね（笑）

そして最後に、悪魔のリボ払い（リボルビング払い）です。

まず、リボ払いは、どんなに買い物をしても毎月の返済額が変わりません。

だから、すぐに支払いに困ることはあまりないし、借金が増えているっていう実感がない。

でも、払っていない分の金額にどんどん利子がついていく。

分割払いみたいにトータルの金額が決まっていなくて、知らないところで借金がどんどん増え続けるんです。

極端な話、カードでたくさん買い物をしてトータルの金額が大きくなっているのにリボ払いなんかにしていると、利子がどんどん増えて、いつまでも支払いが終わらない・・・なんていうこともありえます。

リボ払いは
「毎月の支払いが変わらなくて楽ですよ～」
と甘い顔をして近づいて、後で情け容赦なく人の生き血をすする悪魔のような仕組み。

こんな風に、世の中にはみんな普通に使っているけど「実は甘い罠」という取引が沢山あるので、十分に気をつけてくださいね。